ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045294
台湾中油(CPC)は12日、新第3ナフサプラント(新三軽)が先週8日に高雄市環境保護局より試験運転の認可を得たと発表した。正式稼働すれば、CPCはエチレン年産能力が70万トン以上増加して、全体で少なくとも160万トン以上に達する。また、台湾石化業界の生産額を1,300億台湾元(約4,200億円)押し上げ、700件の雇用機会を創出する。13日付中国時報が報じた。
新三軽はCPC創業以来最大のナフサプラントで、2005年以降、計469億元を投資した。今年6月末に試験生産・量産を予定していたが、現在正式稼働に向けて各設備のシステム統合および性能試験を進めている段階だ。
CPCによると新三軽では先端の製造工程技術と新設備を採用、大気汚染抑制ではBACT(Best Available Control Technology)基準を取り入れており、環境への改善効果が期待できる。大気汚染の抑制、省エネルギーと温室効果ガスの排出抑制、水資源の回収、さらには地下水の汚染防止など、各分野でかなりのリソースを投入して改善を進めた。
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