ニュース 電子 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045296
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富智康集団(FIHモバイル)は12日、上半期の純利益が1,776万米ドルで、半期ベースで黒字転換したと発表した。昨年は上半期、下半期共に赤字で通年の純損失が過去最悪の3億1,600万米ドルに上ったが、今年は順調にいけば利益計上が期待できそうだ。13日付経済日報が報じた。
同社は黒字転換の要因として、アジア地域での業績が好調だったこと、メキシコ、米国でのメンテナンスサービス業務が黒字化したことを挙げた。
外資系アナリストは、上半期はアップル製品の出荷は低調だったものの、中国の動画サイト「楽視網(LeTV)」のスマートテレビや北京小米科技および華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のスマートフォンの受注を獲得するなど、非アップル製品の受注拡大効果が現れたと指摘した。また、下半期はアップルの新製品出荷がけん引する見通しで、鴻海全体の下半期業績も楽観視できるとの見方を示した。
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