ニュース 電子 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045297
電子製品受託生産メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)が12日発表した第2四半期の純利益は25億1,300万台湾元(約80億円)で前期比39.6%減となった。同社は生産ラインアップの変化に伴う新製品導入の影響、およびノートパソコン工場の中国・華東地域から重慶市への移転で費用が増加したことが主因と説明した。なお7月の連結売上高は729億4,700万元で前月比9.63%増、前年同月比5.68%減で、今年2番目の数字となった。13日付経済日報などが報じた。
同社は9月発売予定のアップルの廉価版iPhoneを生産しているとされ、程建中同社執行長(CEO)は、第3四半期に非PC製品の出荷台数が前期比で40~50%増加、第4四半期はさらに上向くと述べた。ただPC製品は市場縮小に伴って今期は出荷台数が5~10%減少するとの見方で、このため今年は上半期と下半期の売上比率が45対55となり、当初予測の40対60から下半期の割合が減少すると指摘した。
ペガトロンはアップルのタブレット型PC「iPad mini」を受託生産しているが、アップルが発注先を分散すると伝えられるが問題はないかとの質問に対し「現在のところ何も影響はない」と回答した。
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