ニュース 電子 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045299
発光ダイオード(LED)チップ最大手の晶元光電(エピスター)が、日系自動車向けのブレーキランプ、方向指示器向けの受注を獲得し、来年初頭より少量出荷を始めるもようだ。13日付自由時報が報じた。
一般的なLED照明は低価格競争に陥っているが、車両用LEDは利益率が4割以上とされるほどの高利益に加え、製品ライフサイクルが長いため、川下から川上までのLEDメーカーが参入を図っている。
業界関係者によると、自動車1台に占める車両用LEDチップのコストはわずかで、テールライト1組の場合、使用されるチップは30~40個のため、照明製品の世界最大手、フィリップスとエピスターの価格差はわずか200台湾元(約650円)にすぎない。自動車メーカーはわずかなコストダウンのためにサプライヤーの切り替えは望まないものの、ブレーキランプの赤色チップ、方向指示器の黄色チップなどの技術力や生産能力、特許などが世界でも認められているため、サプライチェーン入りを果たすことができたと指摘した。
エピスターはこの他、液晶テレビ向けでサムスン電子やLGエレクトロニクスの新製品の認証を獲得しており、来年第1四半期より出荷する予定だ。
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