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英語・日本語が通じる!「派遣タクシー」登場


ニュース 社会 作成日:2007年12月24日_記事番号:T00004530

英語・日本語が通じる!「派遣タクシー」登場


 台北市交通局は観光産業の振興を図るため、このほど無線タクシー業者6社(志英、友好、賓楽、義交、泛亜、台湾大車隊)と提携し、乗客とドライバーが車内無線を通して基地局に派遣されている英語・日本語の通訳と会話ができる「派遣タクシー」5,000台を導入した。

 「派遣タクシー」は車体に標示マークが貼られており、専用フリーダイヤル0800-055850を利用して呼ぶこともできる。このサービスはドライバーの外国語能力の不足を補うために導入されたもので、たとえ中国語が話せない乗客でも、もうドライバーと身振り手振りで苦戦する必要はなくなるという訳だ。

 交通部では観光局の担当者が応対するフリーダイヤルの旅行ガイドホットライン0800-011765も設け、外国人観光客の便宜を図っている。 

 また、「英語できます」「日本語できます」――こんな認証マークをフロントガラスに貼った「観光タクシー」もお目見えした。外国語の基本能力検定に合格し、この認証を取得したドライバーは目下110人。そのうち英語は83人、日本語は28人で、中には英語、日本語、タイ語、マレーシア語を操るという優秀なドライバーもいる。

 派遣タクシーや観光タクシーの登場が、台北市の国際化とタクシーのサービスレベル向上に寄与することを期待したいところだ。