ニュース 電子 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045300
13日付工商時報によると、IC設計の晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)は、同社の合併を決めている聯発科技(メディアテック)主導の下、傘下のタッチパネル用コントローラーIC事業を切り離し、安恩科技(IML)と合弁で同事業を手掛ける新会社設立を計画しているようだ。新会社はスマートフォンおよびタブレット型パソコン市場をターゲットとし、来年にもIMLに利益をもたらすとみられる。
Mスターの合併が間もなく成立すると観測されているメディアテックは、携帯電話チップ市場でのシェア拡大に注力するほか、タッチIC市場での展開も強化しており、既に出資している中国の深圳市匯頂科技(GOODiX)に加え、IMLと合弁会社を立ち上げることで、中国最大手の敦泰科技(フォーカルテック・システムズ)を挟み撃ちにしたい考えとされる。
観測に対しメディアテックとMスターはコメントを拒否。IMLの張舜欽執行長も「提携相手については明らかにできない」と回答した。ただ「ヒューマンマシンインターフェースやモバイル機器の分野で買収または合弁のチャンスを探っており、その際の投資規模は大規模なものになるため、11月20日に臨時株主総会を招集して投資規定を緩和する予定だ」と語った。
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