ニュース 電子 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045301
13日付電子時報が業界関係者の話を基に報じたところによると、NAND型フラッシュメモリー大手、韓国のSKハイニックスが銀燦科技(イノスター・テクノロジー)のeMMC(埋め込み型マルチメディア・カード)部門を買収し、台元科技園区(新竹県竹北市)に新会社を設立した。メモリー世界大手が台湾にIC設計会社を設立する初のケースだ。市場では、今後SKハイニックスが自社生産に切り替えるとの懸念が浮上している。
イノスターはeMMC部門の売却について、「資金は充分だが、製品計画の戦略転換のため」と説明し、今後はUSB3.0などに注力していく方針だ。
SKハイニックスは昨年末、米NAND型フラッシュメモリー設計のリンク・ア・メディア・デバイセズ(LAMD)を買収している。
サムスン電子や東芝などは自社でNAND型フラッシュメモリー制御ICを手掛けている。制御IC市場の85%はNAND型フラッシュメモリー大手が握っており、台湾メーカーはノーブランド、無名ブランドからしか受注できない状況だ。
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