ニュース 電子 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045302
中国の新興スマートフォンブランド、小米科技(小米、シャオミ)は12日、本体価格を799人民元(約1万2,700円)に抑えた低価格スマートフォン「紅米手機」を正式に発売。予約が既に700万台を突破したことから、同製品のチップサプライヤー、聯発科技(メディアテック)で携帯電話向けクアッドコアプロセッサーが供給不足に陥っていると観測されている。これにより今後、台湾積体電路製造(TSMC)、日月光半導体(ASE)、京元電子(KYEC)などに緊急受注が舞い込むと市場では予測されている。13日付経済日報が報じた。
「紅米手機」は同社として初めて中国独自の第3世代(3G)通信規格「TD-SCDMA」に対応した製品で、メディアテックのクアッドコアプロセッサー「MT6589T」、および友達光電(AUO)の液晶パネルを採用している。
MT6589Tはメディアテックで最もハイエンドに位置付けられる製品にもかかわらず、紅米手機は市場の相場を大きく下回る低価格となったことから、予約数が中国メディアで予想されていた600万台を大幅に上回る結果となったもようだ。
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