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陳総統、ライス発言に反発


ニュース 政治 作成日:2007年12月24日_記事番号:T00004531

陳総統、ライス発言に反発


 来年3月の総統選挙の際に同時に実施される「台湾の名称による国連加盟の是非を問う住民投票」について、ライス米国務長官が21日「挑発的政策だ。台湾住民にとって全く利益とならない」と反対を表明したことに対し、陳水扁総統は22日「挑発しているのは台湾ではなく中国だ」と反論し、住民投票は民意と法による政策であり、実施に変わりがないことを強調した。

 この発言に対し国民党の総統候補、馬英九氏は「陳総統がこうした発言を続けるのは自由だが、米台関係を壊し続けており、台湾を愛するリーダーの行動とは思えない」と語り、国連加盟よりも台湾の安全を保障する米国との関係を重視する姿勢を見せた。

 一方民進党の総統候補、謝長廷氏は同日、「国連加盟住民投票は、20万人以上の署名により実施されるもので、誰かが反対したからと言って中止できるものではない」と、ライス長官の批判は的外れだと強調した。