中台の低温物流の提携交流シンポジウムが13日、台北円山大飯店（グランドホテル台北）で開かれ、８項目の提携意向書が結ばれた。▽天津東疆大洋凍品と台朔重工（フォルモサ・ヘビー・インダストリーズ）、全日物流（ＲＤ＆Ｄ）▽廈門万翔物流と広運機械工程（ケンメック・メカニカル・エンジニアリング）──などが含まれ、総額２億6,000万台湾元（約８億5,000万円）に上る。14日付蘋果日報などが報じた。
游瑞徳・経済部商業司長（右１）と王徳生・海貿会特別理事（左１）。食品、卸売・小売、倉庫・運輸業界などから100人以上が参加した（13日＝中央社）
経済部商業司の游瑞徳司長は、台湾を国際貨物における中国輸送の中継点にしたいと述べた。
中国海外貿易聯合会（海貿会）の王徳生特別理事は「両岸（中台）の冷蔵物流の提携関係強化を願う」と語った。
中台は2011年、アモイ市と天津市を低温物流の試験導入都市に定めた。同年11月に立ち上げた技術サービス聯盟にはこれまでに162社が加わり、23項目の提携意向書が結ばれている。
