ニュース 運輸 作成日:2013年8月14日_記事番号:T00045311
陽明海運(ヤンミンライン)は13日、新規に10隻の1万4,000TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナ船10隻の発注を行うと発表した。コンテナ船リース世界最大手、シースパン・シップ・マネジメントとリース契約を結んだ上で、シースパンが台湾国際造船(台船、CSBC)と韓国・現代重工業に5隻ずつ発注する。陽明はこれに先立って同型コンテナ船を同じ形で現代重工業に5隻発注しており、今年の大型コンテナ船の発注は計15隻となった。14日付蘋果日報などが報じた。
現代重工業に発注した計10隻は2015年3月から6月にかけて、台船に発注した5隻は16年6月より納入される。廬峰海・陽明董事長によると、同社は09年以降中小型コンテナ船15隻を処分しており、今後も10隻の退役を予定している。このため大型コンテナ船15隻を拡充しても、同社の輸送能力が大幅に拡大することはない。船舶の新旧交代によって、1TEU当たりのコストが約220米ドル低下する見通しだ。
なお、台船が1万TEU以上の船舶建造を受注するのは今回が初めて。頼杉桂・台船董事長は「絶好の機会であり、当社は準備ができている」と語った。
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