ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月14日_記事番号:T00045316
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が13日発表した主要4社の上半期純利益は417億6,700万台湾元(約1,400億円)で、前年同期94億9,400万元の赤字から大幅に改善した。14日付蘋果日報が報じた。
主要4社の売上高と同期純利益は▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、4,483億元(純利益101億7,300万元)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)、2,181億300万元(同121億8,300万元)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)、1,483億元(同108億800万元)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、1,063億3,400万元(同86億300万元)──となった。
台塑石化は昨年上半期、国際原油価格が23%以上下落して100億元近い損失を出し、他の3社に業務外損失を与えたが、今年は100億元の収益を上げた。ただ第2四半期の業績では、台塑石化は国際原油価格の下落で純利益はわずか5億8,500万元と前期比93%の減益となり、グループ全体の足を引っ張った。
第3四半期の業績見通しについて台化の洪福源総経理は、9月にスチレンモノマー(SM)プラント1基が年次補修に入るため、前期比で増収は困難との見方を示した。一方南亜プラの呉嘉昭董事長は、エチレングリコール(EG)第4プラントが年次保守を終え、需要期入りで価格が上昇しているため、第3四半期の業績は前期を上回ると話した。
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