ニュース 電子 作成日:2013年8月14日_記事番号:T00045324
鴻海精密工業が13日に発表した第2四半期の業績によると、同期連結売上高は前期比10.71%増の8,956億台湾元(約2兆9,300億円)、純利益は前期比3.82%増の169億7,700万元となった。なお粗利益率は前期の5.68%から5.8%に、営業利益率も17.2%から2.08%上昇したものの、外資系証券会社からは予想を下回ったとの見方が出ている。14日付工商時報などが報じた。
一方、上半期累計の連結売上高は1兆7,046億元で前年同期比9.9%減となったが、純利益は333億3,000万元で同20%以上の成長を見せた。
UBS証券の謝宗文アナリストは第2四半期の粗利益率と営業利益率について、前期比で伸び悩んだだけでなく前年同期比では落ち込んでおり、傘下の富智康集団(FIHモバイル)からの貢献を差し引けば、親会社の利益は予想ほど良くはないと指摘した。
なお鴻海は同日、多岐にわたる新事業への投資計画について発表した。太陽電池の研究開発(R&D)、生産などを手掛ける中国の富昱能源科技(江蘇省塩城市阜寧県)に2,500万米ドルを出資する。またグリーン産業分野では、同国吉林省長春市に土の中で分解可能なプラスチック材料を生産する翔泰科技(投資額1,361万7,000米ドル)と英泰科技(同2,769万3,000米ドル)を設立する計画だ。
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