民進党は14日、服役中の陳水扁前総統からの再入党申請を認めることを決めた。中央社電が伝えた。
管召集人は、陳前総統の復党申請は党の決議後、陳前総統が署名したのであって、矛盾は許されないと語った（14日＝中央社）
陳前総統は2008年、総統退任後に選挙費用の不正申告、巨額の海外送金などが明らかになり、党のイメージを低下させた責任を取る形で自主的に離党していた。
陳前総統は今年５月、立法院民進党議員団の柯建銘総召集人を通じ、再入党申請を行っていた。陳前総統の再入党申請は同日の入党複審小委員会で多数決により決まったが、同小委の管碧玲召集人は表決結果や反対意見の内容について明らかにしなかった。
党内では陳前総統の再入党に賛否両論があり、許信良元主席、林濁水元立法委員などが反対しているとされる。
