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力霸事件、王氏一族5人の実刑確定へ


ニュース その他分野 作成日:2013年8月15日_記事番号:T00045338

力霸事件、王氏一族5人の実刑確定へ

 王又曽・元力覇集団総裁一族が力霸、東森集団の資産320億台湾元(約1,040億円)を横領した事件で、最高法院は14日、米国に逃亡中の王又曽元総裁の子女5人の上訴を棄却し、一部を除き実刑が確定した。15日付聯合報などが伝えた。


力霸事件では一審、二審の判決書が合わせて7,700ページ、22キログラムにも及んだ(14日=中央社) 

 このうち、東森国際董事長の王令麟被告は証券取引法違反の罪などで、合計懲役5年6月が確定。東森国際のインサイダー取引に関しては、高等法院に審理が差し戻された。保釈中の王令麟被告は検察による刑執行申し立てを受け、収監される見通しだ。ただ、量刑の一部は罰金に変更される可能性があり、実際の刑期は5年を超えないとみられる。

 王董事長の兄弟姉妹4人には、王令一被告に懲役30年、王令台被告に懲役6年8月、王令楣被告に懲役5年6月、王令僑被告に懲役23年6月がそれぞれ言い渡された。

 王令麟被告は「判決には率直に向き合いたい」とコメントした。