寒舎餐旅管理顧問集団が、グループ初の独自ブランドのホテル「寒舎艾麗酒店（ハンブルハウス台北）」を台北市信義区で開業する準備を進めている。今年11月にプレオープン、翌12月に正式オープンの予定だ。
同ホテルは松仁路と松高路の交差点に位置する信義区「Ａ10」複合型ビルの５階から24階に入居し、一般客室235室、スイートルーム10室を営業する。飲食施設は、ホール付きバー、イタリアンレストラン、50卓を収納できる宴会ホールがあり、内装は米ホテル設計大手のＨＢＡが手掛ける。海外ビジネスパーソンの他、台湾人宿泊客の利用も見込み、オープン初年度は平均宿泊価格6,500〜7,000台湾元（約２万1,000〜２万3,000円）で客室稼働率80％を目標にしている。
寒舎集団創業者で同ホテルの董事長に就任する蔡辰洋氏は、2010年にオープンした寒舎艾美酒店（ルメリディアン台北）との相乗効果で利用者増を図り、寒舎艾麗酒店では披露宴や会議、インセンティブツアーなどのビジネスチャンスを狙いたいと抱負を語った。
