ニュース 電子 作成日:2013年8月15日_記事番号:T00045345
市場調査機関ガートナーが14日発表した第2四半期の世界携帯電話販売台数は4億3,500万台で、前年同期比3.6%増、そのうちスマートフォンが2億2,533万台(同46.5%増)、同期2億1,000万台だったフィーチャーフォン(従来型の携帯電話)を初めて上回った。ただ15日付蘋果日報が外資系証券会社の推計を基に伝えたところによると、台湾ブランドの宏達国際電子(HTC)の同期出荷台数は約700万台でシェアが約3.1%に縮小したという。
これまでハイエンド機種を中心に展開してきたHTCについて南永昌投顧の儲祥生董事長は、「ハイエンド市場は既に飽和状態にあり、さらにミドルエンド機種の普及が拡大している現在、同機種に頼って業績を回復することは難しい」との見方を示した。
また台新投顧の黄文清協理も、「ミドルエンド市場への進出、および製造を外部委託してブランド管理と研究開発(R&D)に特化することがHTCの業績改善の鍵だ」と分析した。
なおガートナーの調査によると、第2四半期のブランド別出荷台数は上位から▽サムスン電子、7,138万(シェア31.68%)▽アップル、3,190万台(同14.16%)──などと続いた。
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