ニュース 電子 作成日:2013年8月15日_記事番号:T00045348
15日付経済日報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の中国・天億顕示科技が、昨年2月に四川省成都市で着工した中国初の第6世代低温ポリシリコン(LTPS)液晶パネル工場の建設を中止したとの市場観測が出ている。
米アップルは来年末に発売するとみられる3代目「iPad mini」でLTPSパネルを採用すると伝えられており、天億による生産中止観測は意外感をもって受け止められている。これについて鴻海の広報担当者は14日夜、「市場の憶測にはコメントできない」と語った。
台湾、韓国、中国の液晶パネルメーカーは、次世代パネルの技術開発でしのぎを削っている。市場調査会社、ディスプレイサーチは、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)では韓国・サムスン電子が大幅に先行しているため、友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)は、AMOLEDの量産スピードを緩めた上で、LTPSや酸化物半導体TFT(Oxide TFT)などの技術開発に注力していると指摘した。
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