ニュース 電子 作成日:2013年8月15日_記事番号:T00045349
ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は14日の業績説明会で、上半期のノートPC出荷台数が2,000万台にとどまったことを受けて、通年の出荷目標を4,400万台へと引き下げた。前年比18%減の水準で、5,000万台割れは2009年以来4年ぶりとなる。15日付蘋果日報が報じた。
梁次震副董事長は、下半期のノートPC出荷台数は上半期を上回るものの、これまでの見通しは楽観的過ぎたと述べ、上半期と下半期の出荷比率を従来の40対60から45対55に引き下げたことを明らかにした。
一方、タブレット型PCの目標出荷台数2,000万台は変更しなかった。上半期の出荷実績は600万~700万台で、下半期に顧客メーカーの新製品出荷が集中するため達成を期待できるとしている。
林百里同社董事長は、来年も非ノートPC分野の成長が見込めるとして、クラウドコンピューティングのデータセンター用サーバーやスマートフォン、ウェアラブルデバイスなどの受注獲得に注力する考えを示した。
なお同日発表した上半期業績は、売上高3,885億2,000万台湾元(約1兆2,700億円)で前年同期比18.7%減、純利益は84億7,700万元で同23.8%減だった。
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