ニュース 社会 作成日:2013年8月16日_記事番号:T00045358
陸軍での下士(伍長)虐待死事件を受けた軍事審判法の改正に伴い、軍内での犯罪が一般の刑法で裁かれることになったことから、軍事審判による判決で服役している受刑者240人と未決囚16人の計256人が15日、軍事監獄(軍事刑務所)から一般の監獄(刑務所)に移送された。16日付自由時報が伝えた。
台南軍事監獄からの移送では、受刑者らがメディアに向かって手を振る光景も見られた(15日=中央社)
同日午前に行われた移送作業は、5時間かけて行われ、無事完了した。第2段階の移送作業は来年1月13日に予定されている。
改正軍事審判法は、軍人による平時の犯罪は全て一般の裁判所で取り扱うことを定めたもので、13日に施行された。これまで軍事裁判で判決を受けた受刑者も法改正に伴い、一般の監獄に移送された。
陸軍で7月に起きた洪仲丘下士虐待死事件では、軍事検察が事件の真相究明と責任者処罰に極めて消極的だったことから世論の不満が高まり、立法院で軍事審判法の改正案がスピード処理された。
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