ニュース 政治 作成日:2013年8月16日_記事番号:T00045359
今年10月にインドネシアのバリ島で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議には、中国の習近平国家主席が初めて出席することになっており、中台間の接触に注目が集まるが、馬英九総統は16日、「APECの会議参加者は経済体のリーダーであるはずだが、なぜ自分は参加できないのか」と不満を漏らした。16日付聯合報が伝えた。
友好国を歴訪中の馬総統(前左)は現地時間15日、セントルシアに到着した(16日=中央社)
台湾は1991年に「経済体」という位置付けでAPECに加盟したが、これまで、外交的な配慮や圧力で、首脳会談には財界人や経済担当の政府幹部が出席する慣例が確立されており、ここ5年は連戦元副総統(国民党名誉主席)が連続で出席している。
これについて馬総統は「台湾にとって不公平であり、経済体のリーダー(総統)が出席する方向で申請を続けていく」と述べた。
馬総統の出席が認められる可能性は今年も低いが、馬英九政権が中国との関係拡大路線を取る中、中国が台湾代表としてどのクラスの人物による出席を容認するかが注目点となる。
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