ニュース 金融 作成日:2013年8月16日_記事番号:T00045362
金融監督管理委員会(金管会)が15日発表した台湾に支店のある中国系銀行の今年6月末時点の利益総額は1億3,308万台湾元(約4億3,000万円)だった。中でも中国銀行は第2四半期に初めて8,320万元の黒字を計上した。上半期利益のうち人民元両替業務の収益が3,252万元で14.9%を占めた。交通銀行の利益は同4,988万元だった。16日付工商時報が報じた。
また中国に支店のある台湾系銀行10行の6月末時点の利益総額は7億7,100万元だった。支店別の利益額では1位が国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)上海支店(1億7,900万元)、2位が第一銀行上海支店(1億4,100万元)となった。
金管会銀行局の邱淑貞福局長は、中国で台湾系銀行への預金残高は85億元に達し、貸出額も第2四半期は357億元へと前期比で107億元増加したと説明。また5行が中国で第2の分行の設置を申請中だが、中国側は子銀行設置を優先しており、進展はまだないと明らかにした。支店では▽華南銀行、宝安支店(広東省深圳市)▽彰化銀行、花橋支店(江蘇省昆山市)▽合作金庫銀行、高新支店(江蘇省蘇州市)──の設置が認可されたと述べた。
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