ニュース 金融 作成日:2013年8月16日_記事番号:T00045364
中央銀行が15日発表した外国為替取扱指定銀行(DBU)の7月末時点での人民元預金残高は465億6,400万人民元(約7,400億円)で、月間の増加額は57億3,000万人民元と60億人民元を割り込んだ。現在のペースで増加幅が縮小した場合、年末までに預金残高1,000億人民元の大台には届かない可能性が出ている。またオフショア銀行部門(OBU)の預金残高は302億9,500万人民元と前月から6,900万人民元減少した。16日付工商時報が報じた。
DBUの人民元預金残高の増加が減速していることについてある銀行の主管は、今年2月の解禁直後、各銀行が人民元預金の最高利率3.5%を打ち出すなどで人気を集めたが、その後利率が0.25~0.5ポイント下がるにつれてブームが下火となっていると指摘。さらに法人顧客が資金を利率の高い中国国内の銀行に移したことも主因となっていると強調した。
なお、中国では7月に中央銀行である中国人民銀行が短期金融資金の供給を絞ったため、資金需給が逼迫(ひっぱく)するとの懸念が浮上。各銀行が高利率で預金を集めている。
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