ニュース その他製造 作成日:2013年8月16日_記事番号:T00045369
中国市場でセメントの需要が増加しており、台湾水泥(台湾セメント、台泥)の子会社、台泥国際集団(TCCインターナショナル)と亜洲水泥(アジアセメント、亜泥)が同国工場で生産能力の拡充を行っており、下半期にも相次いで稼働する見通しで、業績への貢献が見込まれる。16日付蘋果日報が報じた。
台泥国際は現在試運転中の瀘州工場(年産200万トン、四川省)が9月から本稼働する予定で、同社の総生産能力は年間5,500万トンに拡大する見通しだ。また亜泥も江西省で第5、第6焼成炉が第3~第4四半期にかけて稼働する予定で、中国全体での年産能力が2,800万トンへ600万トン増加する見込みだ。
台湾セメントの黄健強シニア副総経理によると、中国の石炭価格は1トン当たり500人民元(約7,960円)まで下落している一方で、セメント価格はインフラ建設が進む貴州地区では過去最高の同380人民元に達するなど上昇している。
こういった中、亜泥の上半期販売量が前年同月比18%増の1,146万トンに達し、同期純利益も同110%増の2億5,600万人民元に上ったと証券会社は指摘。TCCについても下半期は毎月1億~2億香港ドル(約13億~25億円)の利益が見込めると予測している。
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