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実質経常性給与の成長率、わずか0.43%


ニュース その他分野 作成日:2007年12月24日_記事番号:T00004537

実質経常性給与の成長率、わずか0.43%


 過去数カ月の物価高騰の影響を受け、今年1~10月の経常性給与(ボーナスなどの特別賞与を含まず)からインフレ率の1.35%を差し引いた「実質経常性給与」の年成長率はわずか0.43%となった。行政院主計処が21日発表した。

 これは昨年よりも低い数値で、インフレ圧力が高まる中、台湾人の給与が昨年とほとんど変わっていないことを示している。

 主計処の給与調査によると、今年1月~10月の平均給与は年成長率2.17%、経常性給与も成長率1.78%で、高水準とは言えないものの、ともに過去7年で最高を記録した。

 業種別で成長率の差が大きく、金融保険業は最も高い10.6%、一方製造業はわずか1.8%にとどまった。
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