ニュース 建設 作成日:2013年8月16日_記事番号:T00045370
16日付工商時報が不動産業者や政府の情報を基に調査したところ、台北市の一般的な住宅価格は同市民の平均年間所得の11.9倍に当たることが判明した。これに対し、新北市は同8.7倍、桃園県、台中市、高雄市は同4.5倍程度で、台北市におけるマイホーム購入の難しさが浮き彫りとなった。
同市が今回、調査で参照したのは不動産仲介大手、有巣氏房屋が今年5月の不動産実売価格登録情報のうち、一般市民による購入の多い25〜35坪の住宅価格。これによると、同規模の住宅価格総額は▽台北市、1,486万台湾元(約4,820万円)▽新北市、808万元▽桃園県、425万円▽台中市、412万元▽高雄市、383万元──となった。
工商時報はこの数値と行政院主計総処が発表した2011年度の各県市の世帯別平均可処分所得を基に今回のデータを算出した。
なお有巣氏房屋の劉炳耀・副総経理によると、台北市でも北投区、文山区の住宅価格の対年間所得比は9.8倍および9.7倍と比較的低く、一方、新北市でも永和区、板橋区、中和区は同数値が10倍以上となっているという。
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