ニュース 電子 作成日:2013年8月16日_記事番号:T00045377
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は、台湾の半導体産業全体(IC設計、製造、封止・検査を含む)の第3四半期における生産額を前期比5.6%増の5,069億台湾元(約1兆6,500億円)、今年通年では1兆8,703億元で前年比14.4%の成長を遂げると予想している。16日付経済日報などが報じた。
第3四半期のIC設計業の生産額は、中国市場での低価格スマートフォンの出荷増を受けて、前期比10%増の1,338億元に達する予想だ。IC製造については、設計業者による在庫調整の影響でファウンドリーが生産をやや抑えるとみられることから、生産額は2,638億元と前期比3.9%の伸びにとどまると予想している。
またIC封止・検査(パッケージング・テスティング)業は、スマートフォン、タブレット型パソコン、大型デジタルテレビに対する需要がやや減退し、在庫調整期間が長引くとみられることから、封止業の生産額は757億元で前期比4.6%増、検査業は336億元で同4.3%増となる予想だ。
なお、第2四半期の半導体産業の生産額は4,800億元で前期比16.8%増となった。米調査会社IDCによると、同期の世界市場でのパソコン出荷台数は7,563万台で5四半期連続で減少したものの、低価格のスマートフォン、タブレットPCの販売好調が刺激となり、IC設計業の生産額は1,216億元で前期比20.2%増、IC製造業は2,538億元で同16.7%増となった。
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