ニュース 社会 作成日:2013年8月19日_記事番号:T00045385
香港で大ブームを呼んだ巨大アヒル「ラバーダック」を9月に受け入れる前に、高雄港の管理会社、台湾港務の高雄支社は16日午前6時より、廃業後12年もの間港内に放置されていた海上レストラン「海上皇宮海鮮舫」(全長56.2メートル、幅24メートル、4階建て)と「海上御厨」(全長21.4メートル、幅24メートル、2階建て)を旗津のドックへ移動した。17日付中国時報などが報じた。
海上皇宮海鮮舫(右)と海上御厨(左)の移動にはタグボート10隻で4時間かかった(16日=中央社)
2隻は計4億台湾元(約13億円)以上をかけて香港で建造され、2000年5月に12号埠頭(ふとう)で開業、その古風な外観と内装の豪華さで注目を集めた。しかし、翌年3月に負債過多で倒産、以来高雄港の粗大ごみとなっていた。
2隻は今まで何度も競売にかけられたものの落札されず、また損傷が激しいため、高雄港務支社は次の競売が不成立の場合、解体も視野に入れていると説明した。今回の移動費用については運営会社が滞納している埠頭使用料1,300万元に上乗せして請求するとしている。
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