ニュース 商業・サービス 作成日:2013年8月19日_記事番号:T00045390
富邦集団傘下の百貨店、momo百貨を運営する富邦媒体科技は16日、台北市南京東路店および信義計画区A10区画に今年オープンを予定していた店舗の経営権を同業の微風広場(ブリーズセンター)に譲渡すると表明した。17日付工商時報が報じた。
富邦集団が初めて設置した実体店舗、momo百貨・南京東路店は、南京東路と敦化北路の交差点に位置する旧・環亜生活購物広場(アジアワールド・ショッピング・モール)に2億台湾元(約6億5,000万円)を投じて改装し、2010年10月にオープン。3年内の黒字化、全土的な店舗展開を目指すと宣言していた。
しかし初年度に設定した売上高目標12億元が未達成に終わると、出店業者の撤退が相次いだ。さらに有名ブランド店が林立する信義商圏でmomo百貨は「国際ブランドを低価格で」といったコンセプトを設定したもののブランド業者を説得することはできず、誘致は困難を極め、結局撤退することになった。
なお微風広場は信義計画区A3区画に建設中のビル「国泰置地広場」内に新店舗を予定しており、これに今回譲渡されたA10区画の店舗が加わることで、北部の百貨店業界で存在感を高めそうだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722