ニュース その他製造 作成日:2013年8月19日_記事番号:T00045391
日本のコンタクトレンズブランドからの生産受託をめぐり台湾の業界大手、金可国際集団と精華光学(セントシャイン・オプティカル)が激しい競争を繰り広げている。18日付経済日報によると、日本の2大ブランドのメニコン、シードを合わせた生産の委託規模は100億台湾元(約330億円)に上るという。
金可国際は、中台市場での自社ブランド展開、使い捨てコンタクトレンズに加え、世界的な受託生産を新たな重点事業に加える方針で、まず日本ブランドとの提携を目指す。同社によると、あるブランドと緊密な接触を持っており、できるだけ早く提携を実現したいとしている。
なお同社は今後、台湾をハイエンド・コンタクトレンズの生産拠点とする方針で、既に中部科学工業園区(中科)の工場に全自動生産ラインを設置。来年にも6本すべてが本格稼働する見通しで、同工場の年産能力は1億2,000万枚に達する見込みだ。
一方、精華光学も台湾で展開する自社ブランド「帝康(TICON)」のほか、日本を主とする海外ブランドからの生産受託が売上高の約5割を占めており、日本ブランドからの受注増に応じて急速に生産ラインを拡張している。
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