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台湾スチレンモノマー、コジェネに投資


ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月19日_記事番号:T00045393

台湾スチレンモノマー、コジェネに投資

 台湾苯乙烯工業(台湾スチレンモノマー)は、エネルギー効率を高めるため、コジェネレーション(熱電併給)に23億台湾元(約75億円)を投資する計画で、このほど銀行団から30億元の協調融資(シンジケートローン)を受けることで合意した。2カ月以内に第1期工事を発注する予定だ。19日付工商時報が伝えた。

 コジェネレーション事業への投資は2期に分けて進められ、第1期では14億元を投資し、1年半後の完成を見込む。

 同社の林文淵董事長は「スチレンモノマー(SM)1トン当たりの生産コストで45米ドル節減でき、収益力が高まる」と説明した。

 SM相場は上昇傾向にあり、証券業界は、同社の7月の利益が前年同月並みを確保し、第3四半期に向けて収益力が向上するとみている。