ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月19日_記事番号:T00045395
台湾中油(CPC)はこのほど、新第3ナフサプラント(新三軽)の試験操業に成功した。17日付経済日報が報じた。
新三軽では火入れから16時間で規格を満たすエチレンの生産に成功した。第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)の26時間より大幅に短く、同社によると、ナフサ分解プラントで火入れから規格を満たす製品を生産するまでの「世界最短記録」を樹立した。
新三軽の年産能力は、エチレンが60万トン、プロピレンが35万トン、ブタジエンが13万トンに上る見通しだ。
新三軽は当初、昨年12月末の完成、今年第1四半期の操業開始を見込んでいたが、高雄市と高雄県の合併に伴う業務引き継ぎに手間取り、プラント操業に必要な各種認可が遅れていた。
新三軽の操業開始により、五軽は2015年に移転または閉鎖となる。新三軽周辺では、川下石化メーカーによる投資が相次いでいる。
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