ニュース 電子 作成日:2013年8月19日_記事番号:T00045401
行政院で科学技術分野を担当する張善政政務委員は、今月28日に予定する行政院科技会報(科学技術評議会)で、次世代の第5世代(5G)移動通信規格に関する戦略報告を受け、台湾の通信ネットワーク機器業界に5Gの技術開発に先行して着手するよう呼び掛ける方針だ。19日付工商時報が伝えた。
背景には5G分野で韓国企業が既に600件以上の特許を取得しているにもかかわらず、台湾では工業技術研究院(工研院、ITRI)、聯発科技(メディアテック)の各6件を含む計21件と大きく出遅れていることがある。
張政務委員は「5Gが実用化されるのは10年後のことだろうが、通信ネットワーク機器業界にとっては、今研究開発を始めても早過ぎることはない。国際規格が固まってから参入したのでは間に合わない」と指摘した。
その上で、張政務委員は「世界で5Gの通信ネットワーク機器市場に参入できる能力を持つ企業は少なくとも20社あり、台湾勢も上位5位に食い込まなければならない」と訴えた。
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