ニュース 家電 作成日:2013年8月20日_記事番号:T00045424
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)はこのほど、液晶ディスプレイモジュールのベゼル(枠)をテレビの前面フレームとして使用してスリムベゼル化を可能とする新たなテレビ生産モデル「inno−module」方式を考案。電子製品の受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と提携し、第4四半期から本格的な量産を開始する。これにより友達光電(AUO)傘下の景智電子(BriView)が手掛ける、半製品の液晶セル(オープンセル)にバックライトモジュール(BLM)を加えて組み立てる「BMS方式」に対抗する。20日付工商時報が報じた。
景智電子はBMS方式によるテレビの受託生産を開始した後、2012年にサムスン電子からの受注に成功、さらに今年はソニーからも受注を獲得しており、出荷量は前年比で倍増する見通しだ。
これに対しイノラックスとコンパルのinno−module方式は、スリムベゼル化に加え、さらなる薄型化、コスト低減に効果があるとされ、現在23.6〜50インチ製品の生産を計画している。
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