ニュース 電子 作成日:2013年8月20日_記事番号:T00045426
20日付経済日報が業界関係者の話を基に報じたところによると、巨騰国際控股(JT)は重慶工場が来年稼働するのに合わせて、ノートパソコン用金属筐体のオファー価格を10~15%引き下げており、これにより同業の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が顧客からの値下げ圧力を受けているとの観測が出ている。
巨騰はこれについて、重慶工場では金属筐体と複合材料を中心に生産するが、稼働は来年第2四半期から下半期の予定だと明かした。その上で、稼働まで時間があり、値下げは自社の粗利益率を低くするだけだとして観測を否定した。また同社はアルミプレス加工やアルミマグネシウム合金の筐体に特化しており、金属一体成型のキャッチャーとはすみ分けができていると説明した。
キャッチャーは、ここ数年で人民元が35%値上がりしたほか、人件費も2倍になり、コストは増加する一方だが、販売価格は値下がりしていると指摘。ただ受注は安定しており、粗利益率に影響は出ていないと説明した。
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