ニュース 電子 作成日:2013年8月20日_記事番号:T00045427
市場調査会社、LEDインサイドによると、テレビ用バックライトモジュール(BLM)向け発光ダイオード(LED)の今期オファー価格が前期比6~9%下落している。中国の新たな省エネ家電購入補助金政策の先行きが不透明なほか、市場の在庫水位が1~2カ月まで上昇しているためだ。直下型バックライトで400ミリアンペア(mA)以上の大電流を流せるLEDの採用が始まったため、直下型LEDの今期のオファー価格は約8%下落した。20日付工商時報が報じた。
この他、屋外照明などに使われるハイパワーLEDは、第2四半期に屋外照明や建設プロジェクトでの需要が市場予想を下回ったため、下落幅が最大で11%となった。またミッドパワーの照明用LEDは、5630パッケージで同1.7%の小幅下落となった。
LEDインサイドは、一部のLEDメーカーが6月末、四半期末決算のためにオファー価格を引き下げた形跡があると指摘。一部メーカーが既に値下げを行っていることから、第4四半期にも再度の値下げ競争が起きると予測した。
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