ニュース 電子 作成日:2013年8月20日_記事番号:T00045429
ファウンドリー業界で最近、28ナノメートル製造プロセス製品の発注先転換や発注削減などの観測が相次ぐ中、業界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)について、主要顧客の米クアルコムからの受注を失ったほか、最近、中国のタブレット型パソコン用チップサプライヤーが発注量を10〜20%縮小し、前期比3〜5%増としていた第3四半期売上見通しの下方修正を迫られるとの見方が業界で出ている。これに対しTSMCは「現時点で第3四半期の経営状況に異変はない」と観測を否定した。20日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、中国のノーブランド・タブレット型PC
向けチップサプライヤーの全志科技(オールウィナー・テクノロジー)および瑞芯微電子(ロックチップ)は、競合する聯発科技(メディアテック)に押され、TSMCへの発注量を減らしたとされる。
またTSMCは第3四半期、12インチウエハー工場のみならず、8インチ、6インチ工場での稼働率が目に見えて低下しており、特に6インチ工場は単期の平均稼働率が約50%となっているという。
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