ニュース 電子 作成日:2013年8月20日_記事番号:T00045430
携帯電話販売が増える夏休みシーズンを迎え、台湾市場では各ブランドが学生向けにロー・ミドルエンド製品に注力する一方、小売業者や通信キャリアの統計によると7月の販売台数上位は、依然、宏達国際電子(HTC)、サムスン電子、ソニーのハイエンドスマートフォンが占めた。ただ7月末〜8月初め、ミドルエンド市場をターゲットにHTCが「HTC One mini」、サムスンが「ギャラクシーS4 mini」と旗艦機種の小型モデルを発売しているため、8〜9月は販売ランキングに変動がありそうだ。20日付蘋果日報が報じた。
なお同月の携帯電話総販売台数は約60万台で、第3四半期通期では190万台を突破する可能性もあると業界では期待されている。
小売業者によると、台湾の携帯電話市場は年間約650万台規模で、今年はスマートフォンの市場浸透率が既に70%に達しており、月間販売数は平均40万台に上るという。
また通信業者によると、年間で最も販売が増えるのは第4四半期で、11〜12月のクリスマスシーズンから春節(旧正月)までハイシーズン効果が続くそうだ。一方、夏休みを挟む7〜9月も需要期で、他のシーズンに比べ10%程度販売が増えるという。ただ、近年では季節的な需要の変動はあいまいとなり、各ブランドの新機種販売に左右される部分が大きくなっているようだ。
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