ニュース 金融 作成日:2013年8月21日_記事番号:T00045439
台新金融控股が20日発表した上半期純利益は88億台湾元(約285億円)で前年同期比54%の大幅増となり、過去最高を記録した。21日付経済日報が報じた。
また同社傘下の台新銀行は第2四半期、全銀行の普通預金のうち台湾元で30%、外貨で11%を占めた。これを受けて台新金の饒世湛総経理は、同行の普通預金比率が41%まで高まり、資金調達の低コスト化で利益に貢献したと指摘。住宅ローンを抑制し、利ざやの大きい無担保ローンに注力し、第2四半期末時点の貸出総額は6,870億元で前年同期比3.2%増、前期比0.9%減だったと説明した。また「今後も金利を引き上げる余地はある」と語り、業績向上に前向きな見方を示した。
下半期の展望について林維俊財務長は、投資型住宅ローン、無担保の消費者ローン、法人向けローンはいずれも前期比5~15%の成長が見込めると予測。証券引受業務では上半期の取り扱い件数が少なかったため、同15%以上成長すると述べた。
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