ニュース 医薬 作成日:2013年8月21日_記事番号:T00045446
寝たきり患者向けの体圧分散マットレスや睡眠時の呼吸補助機器などを生産する雃博(エイペックス・メディカル)は20日、競合メーカーの米レスメドに特許侵害で提訴されたことに対抗し、レスメドの特許6件は無効だとして、米特許商標庁(USPTO)に当事者系レビュー(IPR)を申請したと発表した。21日付工商時報が報じた。
米国では、特許権の有効性を争う制度としてレビュー制度が導入されている。エイペックスは今回、睡眠時無呼吸症候群を治療するための「CPAP」と呼ばれる呼吸補助機器などに関するレスメドの特許6件は無効だと申し立てた。
エイペックスの李永川総経理は、IPR申請に踏み切ったことで、訴訟費用として最大で250万米ドルを見込んでいることを明らかにした。
これに先立ち、レスメドは今年3月、エイペックスに特許7件を侵害されたとして、米国際貿易委員会(ITC)に提訴していた。エイペックスはIPRの判断がITCより早い約1年で下される上、申し立て費用も安いことから、ITCへの反訴ではなく、IPRを申請することを決めた。
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