ニュース 電子 作成日:2013年8月21日_記事番号:T00045452
21日付経済日報によると、中国スマートフォン需要の見通し不透明感からIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は、市場が在庫過剰とならないよう、台湾積体電路製造(TSMC)への第4四半期の生産委託量を調整する他、コスト抑制のため来年第1四半期からグローバルファウンドリーズ(GF)に一部生産を振り向けることを検討しているとの観測が出ている。
メディアテックは、同社のクアッドコアプロセッサーを搭載した北京小米科技の低価格スマートフォン「紅米手機」が人気となっていることなどから、第3四半期売上高が同社予測の前期比5〜13%増を上回るとみられている。
しかし中国スマートフォン市場の需要については依然不安視する見方があり、メディアテックのほか、中国の展訊通信(スプレッドトラム)もTSMCへの40ナノおよび28ナノメートル製造プロセスでの発注量を削減すると観測されている。
観測が事実となれば、日月光半導体(ASE)、矽品精密工業(SPIL)、京元電子(KYEC)など後工程のパッケージング・テスティング(封止・検査)業者に影響が及ぶ可能性がある。
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