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中華郵政、台北市内で都市再開発


ニュース 建設 作成日:2013年8月22日_記事番号:T00045468

中華郵政、台北市内で都市再開発

 中華郵政は土地資産の有効活用に向け、台北市大安区にある信維郵局(郵便局)を都市再開発の形でオフィスビルに改築する計画を固め、交通部が28日に企業誘致説明会を開くことになった。22日付工商時報が伝えた。

 信維郵局は信義路四段にあり、台北都市交通システム(MRT)内湖線の大安駅、信義線の大安森林公園駅(年末開通予定)にも近く、面積が1,145坪と大きいため、再開発の候補に浮上した。都市再開発のプラン策定は宗邁建築師事務所に委託された。来年にも建築許可を取得し、着工する予定だ。延べ床面積は25%の容積率奨励分も含め9,000坪、時価総額は60億台湾元(約200億円)を見込む。オフィスビル完成後には賃貸物件とし、郵便局が入居するほか、1階部分は店舗物件、3階以上は高級オフィスとする。

 中華郵政は郵便事業が年々縮小しているため、資産の活性化で赤字補てんを狙っている。今後は金山南路にある台北郵件処理センター(郵便物処理センター)で周辺地域と同時に商業地区として開発する計画もある。