ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

特殊化学品の生産額、Q2は前期比7%増【図】


ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月22日_記事番号:T00045474

特殊化学品の生産額、Q2は前期比7%増【図】

 工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)はこのほど、台湾における第2四半期の特殊化学品生産額が前期比7.25%、前年同期比7.22%増の1,717億2,000万台湾元(約5,620億円)に上ったとするレポートを発表した。川下メーカーでプラスチック用添加剤の在庫積み増し需要が高まったこと、百貨店の母の日(5月12日)セールで化粧品関連製品の需要が増えたことが成長の主因だ。22日付蘋果日報が報じた。

 同レポートによると、特殊化学品のうち第2四半期生産額が前期比10%以上の成長を記録したのは▽プラスチック用添加剤、15.98%増(164億6,000万元)▽染顔料、17.18%増(38億3,800万元)▽化粧品、22.79%(36億4,000万元)──の3項目。

 特に化粧品関連は母の日セールが需要を押し上げたほか、台湾を訪れる中国人観光客が化粧品を土産として購入する傾向の高まりが大幅成長につながった。同製品は前年同期比でも21.11%増となり、2011年以来の最高を記録した。

 一方、▽合成樹脂▽接着剤▽塗料──の3項目は、原料価格の下落、中国経済の成長鈍化などの影響を受け前期比マイナス成長となった。