ニュース 電子 作成日:2013年8月22日_記事番号:T00045479
半導体設備大手、米ケーエルエー・テンコール台湾支社の張水栄総経理は21日、現在同社がシンガポールに設置している研修センターを台湾に移転すると表明した。同センターは新竹県竹北市の台元科技園区内に設置し、台湾積体電路製造(TSMC)など主要顧客の自主的な設備メンテナンス能力向上を支援する。来年4月の業務開始予定だ。22日付経済日報が報じた。
ケーエルエー・テンコールは現在、半導体欠陥検査装置の世界最大手で、半導体プロセス制御装置分野において世界シェア54%を誇る。また同社が販売する製品24種のうち22種で販売数世界一となっている。
張総経理は「台湾の半導体産業はサプライチェーンが完成されており、特にファウンドリーとパッケージング・テスティング(封止・検査)では世界トップに立つなど業界で重要な地位を占める」と強調。
ブライアン・トラファス・最高マーケティング責任者(CMO)も「昨年の当社売上高28億米ドルのうち、台湾は相当大きな比重を占め、今年も成長を続けている」と説明、「台湾の半導体産業との関係をさらに深めるため、研修センターの移転を決めた」と述べた。
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