ニュース 公益 作成日:2013年8月23日_記事番号:T00045490
張家祝経済部長は22日、電気料金の値上げを10月に予定通り実施するものの、ガソリンなど石油価格の算定方式変更は見送る考えを明らかにした。電気料金と石油価格が同時に値上がりした場合、物価の急激な上昇を招きかねないことに配慮した。23日付聯合報が伝えた。
経済部は当初、原油価格の動向を全面的に反映する方向で、石油価格の算定方式を見直す構えだったが、張経済部長は「新算定方式がそれほど早く実施されることはない。既に意見を台湾中油(CPC)に伝え、実施時期はCPCが決定することになる」と説明した。
一方電気料金について張経済部長は同日夜、台湾電力首脳や産業界との会合で、値上げ幅が約9%になるとの見通しを明らかにした。産業界からは値上げ幅を圧縮するか、段階的な値上げを行うよう要望が出された。値上げ計画は来週にも発表される。
電気料金は昨年5月、物価への影響を軽減するため、3段階で値上げされることが決まり、昨年6月に第1段階として12%値上げされた。しかし、第2段階は不景気の影響を受け、当初第3段階とされた今年10月に値上げ時期が先送りされていた。
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