ニュース 電子 作成日:2013年8月23日_記事番号:T00045507
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は10月に緊急受注が舞い込み、第4四半期の設備稼働率が85~90%に達するとの予測が22日、バークレイズ証券の陸行之・半導体チーフアナリストから示された。市場では80%を割り込むとみられていた。23日付経済日報が報じた。
陸アナリストは、今後発売が予想または予定されるアップルの次世代スマートフォン、iPhone5Sと廉価版iPhone5C(ともに通称)、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の家庭用ゲーム機「プレイステーション4(PS4)」とマイクロソフト(MS)の「Xbox One(エックスボックスワン)」を理由に挙げた。現在の設備稼働率は28ナノメートル製造プロセスが70%、40ナノは75%以上、65、90ナノは70~75%の予測だ。
クアルコムが一部発注先をTSMCからグローバルファウンドリーズ(GF)に切り替えた影響について陸アナリストは、TSMCの第4四半期売上高の2~3%にすぎないと予測した。ライバルの歩留まり率はTSMCより1~2割低く、生産能力でもTSMCにかなわないためと指摘した。
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