ニュース 社会 作成日:2013年8月26日_記事番号:T00045515
7月初めに椎骨動脈へのステント埋め込み手術を受け、休養していた李登輝元総統は24日、約50日ぶりに公の場に姿を見せ、記者団の取材に対し、台湾が中国と交渉を進めているサービス貿易協定を「台湾に不利益となることは事実だ」と批判した。25日付自由時報が伝えた。
李元総統(中)。夕食会は60卓以上に上る規模だった(24日=中央社)
李元総統は同日、李登輝基金会のチャリティー夕食会に出席し、美容業を引き合いに出し、「末端の市民の就業機会を奪うもので、市民は今後どうすればよいのか、台湾は自分の道を歩むべきだ」と訴えた。
李元総統のあいさつは娘の李安妮・李登輝基金会副董事長が代読し、「台湾は中国に過度に依存しているため、産業が革新を欠き、就職難や賃金低下を招いている」などと指摘し、台湾には能力あるリーダーシップ、明確な国家目標、内部のアイデンティティー意識と団結が必要だと訴えた。
李元総統は出席時も軽い発熱や低血圧の症状が見られ、取材に対し「医者も何の病気か分からない」と言っていると述べた。関係者によると、李元総統は手術後に自律神経失調症の症状が見られると説明した。
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