ニュース その他製造 作成日:2013年8月26日_記事番号:T00045518
経済部統計処が23日発表した7月の工業生産指数は105.83ポイントで前年同期比2.07%上昇し、6カ月ぶりのプラス成長となった。また製造業生産指数も105.18ポイントで、同2%上昇した。プラス成長の理由について統計処は、半導体のハイエンド製造プロセスの生産能力向上や、大手鉄鋼メーカーが工場の年次補修前に生産量を引き上げたこと、原油価格が今後も上昇する見通しで石油・化学製品の需要が高まっていることなどが要因と説明した。24日付工商時報などが報じた。
製造業のうち電子部品は118.42ポイントで同4.68%上昇した。モバイル機器市場でミドルエンド、ローエンド機種が増え、ICチップ需要が増加したことが主因だ。基本金属も100.59ポイントで同11.56%上昇した。一方、パソコン・電子製品・光学製品は78.03ポイントで同14%下落、機械設備も88.46ポイントで同9.38%下落となった。
統計処は8月の見通しについて、モバイル機器の新製品発売が相次ぐほか、日本、米国、欧州経済の回復や中国の国慶節(10月1日)連休に向けた在庫積み増し需要が見込めることから、電子部品や鉄鋼、石油化学分野を中心に緩やかに成長すると予想した。
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