ニュース 電子 作成日:2013年8月26日_記事番号:T00045532
26日付経済日報によると、中国スマートフォン最大手の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、2014年にサッカー・ワールドカップ、16年にオリンピックが開催されるブラジル市場を好感し、現地に合弁工場を設置することを検討しているとされ、合弁パートナーとして仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の名が挙がっている。同工場ではスマートフォンのほか、タブレット型パソコンも生産するとされるが、観測に対しコンパルは「知らない」とコメントしている。
観測によると、ファーウェイとコンパルのブラジル合弁工場はサンパウロ州ジュンディアイ市に設置する計画で、初年度の生産台数は10万台の計画。状況を見て増産を進める予定だという。
なおコンパルは現在、ジュンディアイ市にノートパソコン組み立て工場を設置しているが、月産量は10万台に満たず、さらに昨年からのブラジル通貨レアル安の影響を受け、昨年上半期に為替差損4億台湾元(約13億円)、今年上半期も3億7,600万元を計上している。
こうした中、証券会社は同工場がファーウェイの携帯電話を手掛けるようになれば、規模拡大が可能となり、コンパルの粗利益率にも貢献すると指摘している。
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