ニュース 電子 作成日:2013年8月26日_記事番号:T00045534
26日付工商時報によると、デルが来年度ノートパソコン生産委託先の配分を大枠で確定し、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が最多受注を獲得する見通しとなったもようだ。コンパルはデルのビジネス向け機種の約90%を受注、一般消費者向けでは緯創資通(ウィストロン)と50%ずつを分け合うとみられる。一方、自社ブランドでサーバー市場に参入する広達電脳(クアンタ・コンピュータ)はサーバーだけでなく、来年のノートPCの受注も失ったようだ。
デルは最近、サーバー市場で成長を見せている。世界シェアは現在1位のヒューレット・パッカード(HP)に1.4ポイント差まで迫る2位に付けている。第2四半期のアジア太平洋市場ではHPを抜いてシェア1位に立っており、今後コンパルを委託先に加えるとの見方も出ている。現在の主な生産委託先は鴻海科技集団(フォックスコン)と英業達(インベンテック)だ。
サーバー事業でデルは中国市場を重要視している。同社のマイケル・デル最高経営責任者(CEO)は今年3度目の訪中を果たし、デルが28日に北京で開催するフォーラムで中国の電子商取引大手、阿里巴巴(アリババ)の馬雲会長が講演を行う予定で、両社の提携関係が強化する可能性がある。
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